どうもパパです。Yahooで気になる記事を発見。タイトルは下記のとおり。
びっくりしてあわてて見ちゃいました。共働きで保育園にお迎えに行くパパは出世できないということでしょうか。
出世できない理由は?
記事の内容を要約すると、
- 日本企業では男性社員は残業が当たり前、残業できないと出世できない
- 子供のお迎えに行っている父親は残業できない
- したがって子供のお迎えに行っている父親は出世できない
という3段論法(だっけ?)からきているみたいです。素晴らしい記事タイトルですよね笑。開かずにはいられなかったです。子供のお迎えやっている父親は出世できないというのは記事の煽り文句だと思います。
一方で、父親で時短勤務で送り迎えをやっている人を私の周りでも見たことがありません。なぜ日本では父親の送迎や時短勤務が根付かないのでしょうか。理由を考えてみました。
残業当たり前の文化
日本の会社では重要なプロジェクトなどはフルタイムでバリバリの男性社員に任せたいという文化がある場合があります。体育会系の会社の場合、夫がバリバリ働いて、妻は専業主婦というパターンが多いため、共働き自体が珍しいのかもしれません。自分の会社は体育会系ではないですが、既婚男性の奥様の大半が専業主婦でした。男性の時短勤務というのはこれまで聞いたことがありませんでした。
時短勤務でないとお迎えは難しい
では時短勤務でないとお迎えにはいけないのでしょうか。我が家の保育園の送迎状況を確認してみます。行きは私と妻で子供たちを一緒に送っていきます。お迎えは時短勤務の妻が担当しています。
私の会社は18時まで業務時間です。それから保育園までは徒歩、電車で1時間はかかります。お迎えは原則18時までに保育園に行かなければいけません。通常勤務ではお迎えは難しいということになります。
都心で働くパパたちも、家から会社までドアツードアで1時間以上というのも珍しくないと思います。なので、よっぽどフレックスタイム制でもない限り、通常勤務でお迎えに行くのは難しいでしょう。
時短勤務+残業無しは出世できないか
もう一度、自分の例を考えてみます。18時が定時です。定時であがっても誰にも文句は言われません。上司もとても理解のある方なので感謝しています。
定時帰りのあとは子供たちの食事の世話や洗い物、お風呂に一緒に入ったりしています。保育園を迎えには行けていないですが、残業も少なく、平日でも子供に関われる時間は多いほうかもしれません。
では、これらが出世に悪影響しているのでしょうか。こればっかりは自分ではわかりません。ですが、共働きで両立している人もいますし、一概に悪影響があるとは言えないと思います。
バリバリの会社人間で、朝から晩まで仕事をし、会社に泊まるのもいとわない人。そんな人がどんどん出世していくのを目の当たりにしたことがあります。
一方で、ほとんど残業しない人が出世している例も見ています。その人は業務に厳しく優先順位をつけ、十分な余力を確保して確実に業務を遂行するタイプでした。最初の計画を厳しく見積もることで、確実に成果を上げていきました。
結局
どちらが正しいとか間違っているという話というよりは、どれだけ成果を出しているかということに尽きると思います。一方、日本企業ではプロセスや年功序列を重視することが多いので残業をしている人のほうが成果が出ているように見えるというのはあると思います。みなさんの会社ではいかがでしょうか。