【まさかうちの子が!?】子育ての理想と現実

自分の子供が生まれるまでは、自分の都合のいいように子育てを想像してニヤニヤしていたことを思い出します。皆さんも「子育て想像ニヤニヤ」していたことありますよね。

でも実際、子供を持ち育てていくと想像との違いにビックリしたはずです。これが現実なのだと…。今日は子育ての理想と現実は違うんだ、と思わされた出来事を書いて行きたいと思います。

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自分が親になる前(子供に対して)

就職と共に状況して電車に乗ったりバスに乗ったりすることが増えました。私の実家は田舎なので、車ばかり。電車やバスなんて一時間に一本あるかないかのところなので。

そうそうすると色々な人を見る機会も増えました。よく目についたのは子連れのママさん。騒がしいところには自然と目が行ってしまうので、子供が騒いでそれを注意している声の方を見てましたね。その時は他人事なので「うるさい」と思ってました。早く黙らせて欲しいとか。

あとはショッピングモールに行って、よく見かけたのは床にゴロゴロと寝転ぶ子供。無言でゴロゴロしている子もいれば、泣き叫んでゴロゴロしている子もいました。そして「もう、知らないよ!!」と言ってそこを離れて行く親。これも他人事だったので(おいおい、置いて行かないで何とかしてよ~)と思ってましたね。

そしてこんなことを思っていました。

「自分の子はこんな風にはならない♪」

ひよっこでした。

自分が親になる前(自分に対して)

自分は服が好きだから何回汚れても楽しく着替えさせられる。子供が好きだから楽しく子育て出来る。その他、自分に都合のいい事ばかりを想像していました。

これは主人も同じで、俺は子供が好きだから育児なんて楽勝なんて思っていたそうです。

頭の中がお花畑状態でしたね。よく言えば希望いっぱい夢いっぱいでしょうか。

親になって(子供に対して)

親になっての始めのビックリは授乳だったと思います。夜も2、3時間ごとに起こされる。何で泣いているのか分からない時もあります。育児の洗礼を受けたような気分になりました。あんな想像をしていて、この時点で泣いていた私は思いっきり頭を殴られた気分でした。

そこから育児の理想と現実は違うことを思い知らされて行くのでした。

大きくなって行くにつれ出かけることも多くなり、電車に乗る機会も増えました。案の定、子供は静かになんてしていてくれません。そこで「まさかうちの子が!?」な事が起きたのです。何か気に入らない事があったようで床に泣きながらゴロゴロ。この時は本当にショックでした。でも冷静に、これが私の子なんだなと受け入れようとしている自分もいました。何回か同じことをされて私もいつかのママさんと同じことをしていました。「先に行くからね!!」と言って置き去り…子供は走って来ましたけどね。その時のママさんの気持ちが痛い位に分かりました。

うちの子はイイ子に違いないなんて、よく思っていたなと恥ずかしくなりました。

親になって(自分に対して)

新生児時期、ミルクをよく吐き戻すので一日に何回も着替えさせました。服が好きだから楽しくなんて…バカでした。楽しくなんてありませんでした。初めての育児は不安も多いし、楽しむと言うより心配ばかりでした。

実際、自分が母親の立場になり分かることってたくさんありました。私が「うるさい」と思ってしまったあのママさんの気持ち。子供が泣いている時に優しい声をかけてもらった時の嬉しさ。涙が出る程、嬉しかった。電車で子供が騒いでいる時の視線や咳払いの恐さ。早く着いて!!と心の中で叫んでた。経験しないと分からない。

まとめ

目にしている子供達の風景が将来の自分の子供に結びつくこともあります。(結びつくと思います。)経験者は語る…。

昔の自分から今の自分になって感じていることを最後に書きたいと思います。

電車でベビーカーは迷惑とか、保育園は騒音だとか色々と子育てしにくい部分がたくさんある世の中。迷惑だし騒音かもしれない。でも、そこにベビーカーで乗らなければいけない、保育園がなければいけない理由があるのです。

実際、経験しないと分からない事ってたくさんあると思います。分からなくてもその人の気持ちになって考える事は出来る。少しでも多くの人が考えてくれたらと思います。

まこママでした。

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