長男が生まれて4ヶ月のときのことです。まだ、夜泣きもあった頃。長男と私と妻で一緒のベッドで添い寝をしていました。長男を私と妻で挟むような感じでいつも寝ていました。当時住んでいたアパートは2Kで寝室とリビングが引き戸を挟んでつながっていました。
その日、いつものように3人で添い寝をし、長男が寝静まったあと、私はリビングに起きてきました。そのあと妻も起きてきました。
その直後、
ドン!
という音が聞こえました。何かが落ちたような鈍い音でした。
まさか!
私たちは血の気が引いていくのを感じました。ぐさま、寝室に向かうとベッドに長男が見当たりません。私たちは血の気が引いていくのを感じました。
目を床に向けると、長男が顔を下にして寝室の床に落ちていました。
我が家のベッドは普通のベッドよりも高さがあり、かなりの衝撃音でした。すぐに子供を抱き上げると、私たちはパニックになってしまいました。どうしよう、どうしよう!
最初にとった行動
救急車という言葉が頭をよぎりましたが、まずは一旦落ち着いてネットで調べてみることにしました。すると、赤ちゃんや幼児の事故に関する相談センターのようなものがあることが分かりました。まずそこに電話をかけました。
電話口には年配の女性が出ました。状況をいろいろ聞かれました。落ちた高さや床の材質、赤ちゃんが泣いているかどうかなどです。
「赤ちゃんが泣いているんだったら、今日はお家で様子を見てください。明日、病院で診断を受けてください。」
ぐったりしていたり、はいたりしている場合には緊急性が高いということでした。
近所の小児科に連れていく
翌朝、すぐに病院に電話をして連れていきました。幸い近くに有名な小児科があったのでそちらに連れていくことに。小児科の先生からは、頭のことなのでここでは判断できないから大学病院に行くよう進められました。推薦状を書いていただいて大学病院に向かいました。
大学病院で頭部CTスキャン
タクシーを使って大学病院の脳外科に。頭部のレントゲンをとることになりました。レントゲンだと子供はじっとしていないので、睡眠薬を使うことになりました。薬を飲むとあっという間に眠る長男。CT室で寝かされている長男を見ると、ふびんで、何もないことを祈るように見ていました。
撮影が終わり、専門医の先生とお話しすることになりました。CT画像を見るとビックリ!
なんと、おでこに線状のひびが!
医学的には線状骨折というのだそうです。先生によれば特に治療はなくて、自然にくっつくのを待つしかないとのことでした。
自分たちの対策の甘さをあらためて痛感しました。
後遺症は大丈夫?
その後、経過を見るために何度か通院しました。無事、骨折の部分もくっつきました。特に後遺症もなく、本当に幸運だったと思います。
まとめ
我が家の場合はお医者さんの的確な診断により、大事に至りませんでした。本当に感謝しています。
もし、ベッドから赤ちゃんが落ちてしまったらか必ず、医師の診断を受けてください。
同じような境遇の方の参考になれば幸いです。